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「おい!ダン!大丈夫か!??」
第3小隊の隊員がダンにかけより
頭の防具をとる
「………」
白目をむいて泡を吹いているダンに誰もが恐怖を感じた
…ヨミに
「なんだ、なにがあった!」
ハインがやってきて
「!!」
ピーーーー!警笛を鳴らし
「一旦試合は中止だ!!おいダン!!しっかりしろっ!」
パンパン!と気絶しているダンの頬に平手打ちをする
「だめか…今日の訓練は事後、自習とする。ただし試合はだめだ、いいな!!それとヨミ!あとで私の元へこい!」
「はいはい…」
ハインはダンをかかえて急いでどこかへ行ってしまった
「おいヨミ!おまえなんてことすんだ!」
第3小隊の隊員がヨミにつめよる
「はぁ?なにするもなにも試合だから一本とっただけだけど?」
「そういうことじゃない!あんなに防具越しでも気絶するような一撃…危険じゃないか!もしあれでダンが死んだらどうするんだ!」
「死ぬわけないじゃんばっかじゃないの?だいたいあいつ弱すぎて相手になんないよ…あーあつまんないの」
「なにぃ…こいつ」
「なに…やるの?ぼくと」
相手を小馬鹿にして威嚇するヨミ
「うっ…いや、その…」
「声が震えてるけど…」
「くそっ!覚えてろ!」
そう捨てぜりふをはいて第3小隊の隊員はすみっこに行ってしまった
「…どうしたんだヨミー」
「ジャン…それがさー相手のダンが一発喰らったら失神しちゃってさ」
「へー…俺らはみんな便所行ってたから見てねぇや…それよりハイン隊員は?」
「ダンを運んでどっか行っちゃった…あとは自習だってさ」
「へぇー…」
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