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どうやら、1日に一回のペースで涼太はここに訪れ、私の体を拭いて7千2百枚のワンピースの中から着替えさせているようだ
一度着た服は破棄される
では、7千2百枚のワンピースがなくなったら、どうなるのだろう
分からないが、7千2百日は20年弱
涼太にも休みがあるとして、私が生きていた時間と同じ時間だ
そんな事を考えていると、誰かが部屋に入ってきた
涼太は私の目の前にいる
と言うことは、神田だ
涼太はチラリと神田を見て、すぐに視線を私に戻した
2人が何か話している
まあ、一方的に神田が喋っているのだろうけれど
突然、涼太の両目が見開かれる
私は黙って眺めている
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