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ああ、私にそれを見せないで
私が浮かぶ水槽のガラスに泣きながら必死に叫ぶ誰かが見えた
女の子だ、私、知ってる、でも、誰?
泣かないで
…私は、無力だ
今も、昔も
昔?私は、知らない
両親は死んだ
友人はいない
誰もいない
私は一人
だから、涼太の為にこの身を差し出せる
恋じゃない
愛じゃない
ボランティアでもない
私の為
ごめんね、涼太
君の為じゃないんだ
それで良ければ受け取って
神田さん、涼太を叩かないで
涼太くん、下向かないで
貴方の目が、とても好き
貴方の目が、大好き
何でか分からない
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