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翌朝、私は早くに目が覚めた というより、眠れなかったのだけれど、これから永遠に眠るのだから、それでも良いと思った 熱いコーヒーを一口啜り、支度に取りかかる 念入りに、念入りにメイクをした ネイルも、アクセサリーも一番のお気に入りをチョイスして、下着にも拘ってみたりした ブランド品で埋め尽くされたクローゼットの中から、服を選ぶ 着ては投げ捨て、着ては投げ捨てを何度繰り返しただろう 何を着てもしっくりこない 結局私は、ブランド品ではなく、お気に入りのレース仕様の白いワンピースに決めた 時刻は正午過ぎ 昼食に、先日入って気に入ったフレンチの店に行く 夜はBARをやっていて、何度か来た店だ デザートに大好きなガトーショコラを食べ、最後のランチを終えた 口直しにワインを一口飲んで店を出る 時刻は2時を回っていた
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