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初回なだけはあり、資料の配布と長々としたガイダンスで講義は終了した 「やっと飯だな飯!早いとこ食堂行こうぜ」 終わりと同時に真っ先に動くのはいつも西嶋だ 「馬鹿者、まだニ限があるだろう」 「甘いな青木クン、今日はニ限がない日なのを忘れたのか?」 そう言うと彼は誇らしげに日程表をつき出してきた 確かに今日はニ限が空いている、僕もうっかり忘れていた 「そうだったな、じゃあ行こうか」 青木も乗り気で西嶋は御機嫌のようだ、彼に引っ張られる様に僕達は食堂へと向かっていった
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