0人が本棚に入れています
本棚に追加
/13ページ
「うっす」
そう短く彼女は会釈をした
「なんだ、こんな時間に登校だと遅刻か?」
「まあそんなもん、先輩だって同じだろ?」
こんなやりとりをしているが彼女はれっきとした女の子であって
「一緒にするな…俺は大学生、君は高校生だろ!俺は二限からだ」
「ですよねー!先輩はそんなに着てて暑くないのか?今日は暑いからシャツ一枚だわ」
汗をかいたのかシャツでパタパタ扇いでいる
通りで周りがじろじろ見る訳か、どうにかして欲しいものだ
最初のコメントを投稿しよう!