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頭を抱えてなぜか懐かしく感じた。
「私が佐和?」
頭を抱えて考えるが、なにも思い出せない
そんな姿をなぜかとても切なげに見つめる5人
「僕のことも?みんなのことも?えい
「おいっ!!やめろ!!」
なぜか、慌てたように止める姿を佐和は見つめていた
「すいません・・・
ゆっくり考えたいんです
ひとりにしてもらえませんか・・・?」
「そうだな、誰かがいるとゆっくり休めないだろう
副長に報告にいくぞ」
たんたんとした口調で立ち上がって、
みなに目で合図をした
みな考え込んで浮かない顔をしている
記憶を失くしてしまった佐和はぼんやりとしていた。
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