本当は舞台の脚本書いてたんだけど

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丹羽「ドローツー。因みにウノです」 天野「まじかー」 丹羽「はい、上がり」 天野「あーっ、また負けたぁ…ねえ丹ちゃん、も一回」 丹羽「はい。なら次は天野さんが先攻で」 天野「ついでに、しりとりもやろう!」 丹羽「『も』って何ですか『も』って」 天野「UNOやりながらしりとりするんだよ、そうだなぁ…諺・故事成語縛りで!」 丹羽「それ地味に難易度可笑しくないですか?…まぁ、別にいいですよ。一寸愉しそうですし」 天野「おっしゃ、じゃあ諺の『ざ』からな!俺のターン、『雑魚の魚混じり』!で、D2」 丹羽「最初からトばしますね、『流言蜚語』。お返しします。D2」 天野「うわっ、そっちこそ柄にもなくマジじゃん!」 丹羽「うだうだ言わず引いてくださいね、四枚」 天野「わーってるって!…それにしても流言蜚語って(笑)(カードを引きながら)まあ丹ちゃんらしいっちゃ、そうなんだけど。『胡蝶の夢』」 丹羽「そうですかね?」 天野「うん、何か『ネガティブワードと言えば丹ちゃん!』みたいな。」 丹羽「どんなイメージなんですか僕…」 天野「そんな丹ちゃんは一遍自分のブログ読み返してみるといいと思うよ!」 丹羽「ブログは好いですよ、書籍程煩雑過ぎず、その他SNS程簡略過ぎず。『明鏡止水』」 天野「『鼬の道切り』その他SNSの現役ユーザーとしてはtwitterは中々に良いと思う…じゃなくて、確かに最近のはネガティブというよりはシニカルなんだけどね、ほら、前のブログだと結構な頻度で死にたがってたじゃん」 丹羽「あぁ、そういえば」 天野「更新時間も超・早朝ばっかで不健全極まりなかったし」 丹羽「…何て言えば良いかな、えぇと、若しかして、心配、とかしてくれてたんですか?『竜頭蛇尾』」 天野「実はね。」 丹羽「大丈夫です。大丈夫、ですよ、今は」 天野「今は、か」 丹羽「はい」 天野「あ、『人の口に戸は立てられぬ』」 丹羽「…何でしょうね、一人でぐしゃぐしゃの時には、もう無理かもなあと思うのに、あなたに会うと、『もう少し、やっていけるかも』と思えるんです。天野さんは、不思議です」 天野「俺何もしてないんだけどね」 丹羽「『糠に釘』で、スキップ、スキップ、スキップ、ワイルド」 天野「何色?青?」 丹羽「正解。青で」 天野「丹ちゃん絶対手札に青無いの知っててやってるだろー!『義を見てせざるは勇無きなり』」
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