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「限定品?」
「中には1000万円もするものもあると聞いています」
それを聞いて、相沢はおったまげてしまいました。こんな高価なものを集める人なんて、某テレビ番組で見た時よりも衝撃的です。
「その品をたくさん集めているんですよ、健二は」
はあ、と相沢は頷きました。
「それで、ボディガード呼ぶということはないでしょうね」
すると、里子は別の封筒を取り出しました。こちらはぐっしょりと濡れています。
早速、相沢はもう一つの手紙を取り出して、読み始めました。
「『親愛なる健二君へ、誰にも言ってないみたいだね。ホッとしたよ。警察に垂れ込むかと思っちゃった。でも、警察呼ばなかったのは正解だったかもしれないよ。警察呼んじゃったら元も子もないからね。あ、そうそう、僕からのプレゼント、ありがたく受け取ってくれた?』。このプレゼントというのは?」
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