第一章 ストーカーにご用心

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第一章 ストーカーにご用心

    一 「ここね、ボディガードを扱っている会社って」  神崎美菜は地図を見て確認しました。 「間違いない、この会社だ。看板に『DANGAROUS』って書いてある。随分と質素な店ね」  とりあえず入り口を探そうと、美菜は店の周りを回ってみることにしました。  美菜がこの店を見つけたきっかけは、インターネットで『ボディガード』を検索したら、たまたまこの店の名前が出てきて、それで、そこに行ってみたいと思い、ここに足を運んだのであります。と言うのも、最近、彼女はある男性に悩みを抱えていたのです。
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