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美菜は少し悩んだ挙げ句、一番上に乗っているシェパードを選ぶことにしました。
「何か可愛くて頼りになりそう。この子に決めたわ」
美菜がそう言うのを聞いて、棚橋はウンウンと頷きました。
「そのキャラに決めたのでしたら、選択ボタンを押して、それからOKボタンを押してください」
美菜は、言われたとおりの行動を取りました。
「これでよしと。では明日、ご自宅に届けますように手続きをしてきますので、こちらで待っていてください」
「あのう、今日じゃダメなんでしょうか」
美菜のこの質問に、棚橋は思わずギョッとしてしまいました。いきなり、こう切り替えされてしまったのですから、仕方ありません。
「なんかお困りのことでもあるのですか?」
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