慶応四年七月

10/10
前へ
/10ページ
次へ
「そ、そんな‥‥‥!」 「嘘だろ‥‥」 「怖い!帰りたい!」 初めて"戦争"を目の当たりにした少年達は恐怖に怖じけずき、次々と弱音を吐いていた 「皆、しっかりするんだ!今ここで弱音を吐いたって敵はいなくなったりなどしない!!」 木村統太郎の一言が怖じけずいた少年たちに再びやる気を与える 「そうだ。将軍様の為、我ら二本松少年隊は戦わなくてはならないのだ! 老兵の仇!!あああ!」 才次郎が先人をきって撃つ。そして他の少年たちも負けじと西軍に攻撃を続けた
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加