その身を燃やし(タイトルに意味は無い)

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スタスタ…… 「…………ちょろいん。」ボソッ 「ォ疲れサマ!」 声がする方へ顔をやるとそこにはまあ予想通りの人物が立っていた。 「お陰様で。」 「………お疲れさま、リゾット。」 「ォ疲れサマ、アイカチャン!どうだった?」 「ん~……、拍子抜け?」 それを聞くと彼は壊れた様に笑い出す。 ていうか当たり前だろ?帝に対抗出来る人間がそこらに居てたまるかってんだよ。 「クフフフフフフ、一応彼ラはコノ学校でハ名ノ通った実力者ナンダけどネ!僕ら二トッテは関係ナいもんダヨネ!!」 「そういうお前はもう終わったのか?」 「ン~?僕らFクラスはコノ大会にハ基本的に出なイんだョ。理事長カラのお達シなもんでネ?」 うえっ、まじかよ? んー、本格的にFクラスになりたくなってくるな…………。
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