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「…三宅先生ーっ!」
後ろから俺の名前を呼ぶ声がしたから振り替えると、女子生徒が勢いよくこっちに向かって走ってくるのが見えた。
「…何?」
俺は無表情で素っ気ない口調でそう言った。
すると女子生徒は上目使いで俺を見上げた。
「今日の夜…空いてますか?」
「…バカ。今廊下でその話するなよ」
そう言って俺は女子生徒の手首を掴み、あまり使われていない教室の室内に足を踏み入れた。
カチャッ
鍵をしめたあと目線を女子生徒に向けた。
「…空いてるけど?今日の夜」
そう言うと女子生徒の顔が一気に赤くなった。
「じっ…じゃぁ…えっと…その…」
女子生徒は下を向きながらモジモジとしていた。
そんな行動をみてイラついた俺は、女子生徒の肩を掴み壁に押さえつけた。
「キャッ…せん…せ…?」
「フッ…昨日、そんなに気持ちよかった?」
俺は女子生徒に顔を近づけながらそう言った。
「うん…激しいのが…」
「お前はエロいな…」
俺は女子生徒の耳元でそう囁いた。
「せんせ…?」
「ん?」
「キス…して…?」
俺はそう言われた通りに女子生徒の唇に自分の唇を重ねた。
「ンッ…」
女子生徒の唇全体を優しく包み込み音をたてながら放す。
そしてまた角度を変えながら何回も同じことを繰り返す。
「…ン…ゥ…」
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