第1章

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「…三宅先生ーっ!」 後ろから俺の名前を呼ぶ声がしたから振り替えると、女子生徒が勢いよくこっちに向かって走ってくるのが見えた。 「…何?」 俺は無表情で素っ気ない口調でそう言った。 すると女子生徒は上目使いで俺を見上げた。 「今日の夜…空いてますか?」 「…バカ。今廊下でその話するなよ」 そう言って俺は女子生徒の手首を掴み、あまり使われていない教室の室内に足を踏み入れた。 カチャッ 鍵をしめたあと目線を女子生徒に向けた。 「…空いてるけど?今日の夜」 そう言うと女子生徒の顔が一気に赤くなった。 「じっ…じゃぁ…えっと…その…」 女子生徒は下を向きながらモジモジとしていた。 そんな行動をみてイラついた俺は、女子生徒の肩を掴み壁に押さえつけた。 「キャッ…せん…せ…?」 「フッ…昨日、そんなに気持ちよかった?」 俺は女子生徒に顔を近づけながらそう言った。 「うん…激しいのが…」 「お前はエロいな…」 俺は女子生徒の耳元でそう囁いた。 「せんせ…?」 「ん?」 「キス…して…?」 俺はそう言われた通りに女子生徒の唇に自分の唇を重ねた。 「ンッ…」 女子生徒の唇全体を優しく包み込み音をたてながら放す。 そしてまた角度を変えながら何回も同じことを繰り返す。 「…ン…ゥ…」
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