4人が本棚に入れています
本棚に追加
/24ページ
「えっとね、三宅花音はクラスの子全員にいじめられたの」
「うん」
「裏の噂では…毎日男子達に無理やりヤらされてたりとか」
ぇ…?
それを聞いた瞬間、胸の奥がづきっと傷んだ。
花音、お前…俺とが初めてって言ってたよな?
…違ったのか?
「先生…?」
「あっ…あぁ、続けて。」
俺は花音を疑ったまま女子生徒の話に耳を向けた。
「でね、また裏の噂だけど三宅花音のクラスの中にボスが3人いるらしいの」
「うん」
「そのボス達が信用できるクラスの中の1人を選んで毎回裏でその子に命令してその命令をその子がクラスの子達に命令してたらしいよ、だからその子以外、誰もボス達の顔は知らないみたい」
「ボス…ね。」
俺は怒りを押さえつつ考えた。
だとしたら、花音を殺した犯人はボス達か?
3人で殺すのは考えられるけど…イマイチピンとこない。
最初のコメントを投稿しよう!