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夕夏は今までとは考えられないスピードで子供に向かって走り出す
「あのバカ!!」
下手したら私、家で殺されると本気で思った。
刹那
夕夏は子供の代わりにトラックに撥ね飛ばされ
急いでハンドルをきったトラックが此方に向かって来る
「最悪。私、死んだね。あいつのせいで(笑)」
この瞬間、私の意識は途絶えた
闇夜に照らす月は空に行くための道しるべのように
淡く美しく光っていた
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