惑星の発見

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NASAからの要請が来てから3日が経ち、今日は日曜日だ。 俺は街のなかをスカイボードに乗りながら散策している。ちなみに俺のスカイボードは全体が青で黒い雷が入っている。 「結局NASAが何を企んでるのかわかんねえなあー」 ネットをみたりNASAオタクの友達に聞いたりしてみたけどサッパリわからなかった。 「世界中から集めてるって言ってたけど、一体何人集めたんだろうなあ」 雑魚を大量に集めて大量のパターンで実験するのか、少数精鋭で一つの実験を行うのかそれだけでもわかれば大分違うんだけどな。   「お!君かわい~ね~今から俺達と遊ばない?」 なんかチャラい男たちが女をナンパしてる。最近の男はロリコンなのか?佐藤みたいな中学生をナンパしてさあー あれ?今の女子佐藤だったよな?ショートカットの黒髪に中学生とは思えないナイスバディイなスタイル。 完全に佐藤じゃねえかあぁぁぁぁぁぁ! 「やめてください!私これから用事があるんです!」 佐藤は掴まれていた右手を払い歩き出す。当然男たちは佐藤の後を追う。 「ねえいいじゃん!ちょっとだけだからさ~」 茶髪のチャラ男が佐藤の肩を掴む。その瞬間 パシィィィィ 佐藤が男の頬にビンタをくらわした。   「このガキこっちが下手にでてりゃいい気になりやがって!いいから早く来い!」 殴られた男がキレて佐藤の腕を掴む。 あれはマズいな。俺はスカイボードのスピードを上げて一瞬で男と佐藤の間に割り込む。 「はいそこまで。コイツ俺の連れだから見逃してくれや」 そう言って俺は男の腕を掴み、佐藤の腕から引き剥がす。 「ヤんのかゴラ!」 男は俺の手を払い掴みかかってくる。   「よっと」 男が俺の胸ぐらを掴む瞬間男の右腕を脇下から抱え込み、左手で男の右袖を掴み強く引きながら投げる。 俺の得意技の一つ『一本背負い』だ。 「ぐあっ!」 男は突然の事に受け身が取れず頭からアスファルトに沈む。
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