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貴女の中には風の女神が…、しかもただの女神ではなく、少しだけ天使の血が混ざった女神が封印されています…。」
「…。」
空花はそこまで聞くと、頭が混乱しすぎて、何も言えなかった。
(やっぱ夢だろ、これ…。)そしてばれないように自分の足を踏む。
「い、痛ー!!!!」
つい、叫んでしまった。
「だから夢ではないと言ったであろう!」
呆れたように王が言う。
「リーア、お前はこのように沢山の能力を持っていたから、お前が善悪を判断できる歳になるまで…つまり今日まで、一番そのような能力について興味のない、人間達の世界に飛ばされていたのだ。」
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