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「…か…空花ちゃん!!」
(友達の声がする、そして後頭部がなんか痛い…。)
空花は友達の声の五月蝿さと、頭の痛みに耐えられず、目覚めた。
「良かったぁ、空花ちゃん、大丈夫?今まで、壁に掛かってたものが落ちてきて、それが頭に当たって気絶してたんだよ?」
「うん、大丈夫だよ~(笑)」(やっぱりあれは夢だよね。)
空花は少しほっとしたが、なんだか寂しい気もしたのだった。
―そう、もうすでに彼女の人生の道筋が変わったことになど、気づかずにいた―
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