10人が本棚に入れています
本棚に追加
背後の二つの殺気に素早くパンダは気がついてサーベルをアジアとロシアに振り回した。
刀同士は、かすりもしなかったがアジアとロシアは工場の奥まで吹っ飛ばされて背中を打ちつけた。
「オエッ!」
ロシアは、嗚咽と共に軽い吐血をした。
アジアは、瞬時に自分の日本刀の上に足を乗せて衝撃を回避した。
日本刀とロシアがコンクリートにめり込む衝撃。
「アフリカのヤツ、パンダの脳に興奮剤でも流し込んだな…。」
アジアは、ロシアを引きずり出しながら他の社員と戦っているパンダを見つめて
「だから、遊んでるって言ったでしょう。」
と言った。
前にも、全核のスパイをコントロールしてアフリカは社員と戦わせた。
その時に生き残ったのがアジアとロシアだけだった。
最初のコメントを投稿しよう!