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空が・・・・・・真っ赤に燃えている
周りにはへしゃげた鉄の塊と真っ黒に焦げた人型の物
中には手足だけが落ちていたり、逆に手足がない人もあった
焼ける蛋白の匂いを嗅ぎながら僕(おれ)は仰向けに転がったまま動かないでいる
嫌・・・・・・動けないと言った方が正しい
下半身が鉄屑に挟まれていて身動きが取れない
このまま死ぬのを待つしかない
ーーーーーーーーーーあぁ、これは夢だ
過去に起きたことの繰り返し、現在を生きる者からすればたたの記録でしかない
さぁ目を閉じて、深く息を吸い、意識を覚醒させよう
夢はもう終わり、これから今が始まる・・・・・・
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