霊能青年の1日

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みなさん、どうも。 僕は神無月八雲と言います。 趣味は読者です。 いつも公園のベンチで本を読んでいるのですが気のせいか周囲に人が寄り付きません。 寄り付かないというよりも避けてますね。 完全に避けてます。 まぁ、原因はわかってるんですよ。 「ねぇ、私…綺麗?」 完全にコイツが原因です。 この口裂け女が隣にいるのが原因ですね。 大事な事なので何回も言います。 コイツが原因です。 「ねぇってば、私…綺麗?」 「僕はタイプじゃないですね。」 「これでも?」 「このクダリはかれこれ28回やって飽きました。 おっと、その手の鎌は下げてくださいよ。 貴女の事は怖くありませんが刃物は怖いので。」
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