5人が本棚に入れています
本棚に追加
ピッ…
通話を始める
「か、母さんか?」
少し不安気に聞く
『警戒してるんだね。それも仕方無いわ、あの放送があったばかりだもの。でも私はあなたの味方よ』
「完全に信じれなくて悪いけどな」
『大丈夫よ、話だけ聞いて』
「分かった」
『落ち着いて聞いて、私は前にあなたと同じ事を一度経験してるの…』
意味不明な事を言った
「あ?何言ってるんだよ母さん」
前に経験している?今と同じ状況になったのは300年前にあった出来事の筈だ
『今は分からないで結構…その真実を話すために、今電話をしたんですもの。』
「どういう事だよ」
暫く沈黙が続く
そして母さんはその沈黙を破り、俺に説明しだした
『母さんはね…300年前にあった異能者狩りの子供の生き残りで、「異能者」なのよ。』
「は?」
その真実は俺の頭では整理出来ず、繋がらなかった…
最初のコメントを投稿しよう!