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~翌朝早朝~
「え~と、まずどこから探してみる?」
「そうだな…学校にでも行ってみるか」
「学校?教師が沢山居やがるじゃん?」
首を傾げる翔悟
「勿論、教師に見つからない様に探すさ。それにこの状況で学校に行ってる奴は、よっぽど胆が据わってるだろ?」
「まぁ確かにそうかも知れねぇけどよ~、実際それはただのバカじゃねーか?」
「お前だって、俺といなかったら学校に行ってるだろ?」
「ぐ…ま、まぁ確かに…行ってるかも知れねぇ…」
図星だった様だ
「嘘がつけないんだな」
「ま、まぁそうと決まれば早速行くか!」
慌てる様にそう言い出発する
~正門~
「さて着いたは良いけど、どうやって教師に見つからない様にするか」
「考えて無かったのかよ!」
声を圧し殺しながら話す
「はぁ、別に違う学校じゃあるまいし、普通に入って大丈夫なんじゃねーの?探してる所を見られなければよ~」
「た、確かに。まさか翔悟にアドバイスをされるとは」
頭を抱える
「おいおい、どういう意味じゃん?…その発言は…」
少々不機嫌になりながらも2人は校舎に入って行く
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