悪夢と真実

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~校舎内にて~ 「流石になかなか生徒は居ないか」 「ま、それもそうじゃんよ。何つっても、明日には自分が殺されるかも知れないんだからな」 周りを警戒しながら話す 「それにしても教師も見ないじゃん?」 「分からないぞ?隠れているのかも知れないからな…気を付けろよ」 「大丈夫だろ。ま、気は配っておきますけどね」 そんな会話をしながら、自分達の教室の前に着いた 「さ~て、誰か居るかな?」 翔悟がドアを開く そこに2人いた 「お♪姫っちじゃん!!」 「結花!えと…あとそっちの女子は誰?」 呼ばれたのは 桜木 結花(サクラギ ユカ) 錬也とは同じクラスで、なおかつ幼馴染み。ちょっと天然で、男子からの人気はNO.1 「あ、錬也~!!あと翔梧君も!」 元気よく手を振る結花 「んで、結花。そっちの女子は誰?」 「あ!え~とねぇ?この子は…」 結花が言いかけたとき 「私の名前は紫乃…………。神坂 紫乃(かみさか しの)」
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