悪夢と真実

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「へ~、紫乃って言うんだ。じゃあ紫乃っちって呼ぶことにするよ!どこのクラス?」 翔悟が尋ねる 「呼び方は好きにして…。クラスは隣…結花とは保健委員で知り合って友達になったの…」 「成る程委員会か。ま、ヨロシクな!」 「うん…よろしく。」 クールと言うか、静かな性格だ 「で、お前等は何でこんな所に居るんだ?」 「こんな所?」 結花が不思議そうに首を傾げる 「お前なぁ、少しは危機感って物を持てよ。明日には死んじまうかも知れないんだぞ?」 「だって、紫乃ちゃんが学校に行こうって言うんだもん!それに錬也がいるしね♪」 無邪気に笑いながら話す 「ったく…(結花だけは調子が狂うな)」 「錬也達こそどうしたの?」 「ああ、それはな」 自分がベルセルクの子供で異能者という事以外の今までで知った事を全て話す 「へ~。それで学校まで危険なのに来たんだ~♪」 「ま、簡単に言うとそんなところだ」
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