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「これから結花と紫乃はどうするつもりだ?」
「え?私は~」
また結花が言いかけた時
「私は結花と一緒にいるの…友達だから…」
「私も勿論、紫乃ちゃんと一緒にいるよ~♪でも錬也達ともいたいな!」
「はぁ、じゃあ2人共一緒に来るか?」
「うん!!」
嬉しそうに頷く結花
「結花が行くなら…」
紫乃も静かに頷く
「さて、ここにいると危ないし、そろそろ俺の家に帰るか」
「でもよぉ、どうせなら多い方が良いんだから他のクラスも回ってみようぜ!」
「ん~…ま、それもそうだな!じゃあ見回るか」
そして教室の後ろのドアを開ける、しかしそこには
「無駄だぞ久我。」
佐々川が立っていた
「佐々川!?」
あの放送があってから、初めての大人との遭遇
「無駄ってのはどういう意味だよ…俺達以外はいないって事か?」
軽く睨む
「そう言う事になるな、他にいた奴等は俺が全員殺したんだから」
「なん…だと!?」
「佐々川!!自分のした事が分かって言ってんのか!?」
思わず怒鳴る翔梧
「は!青葉はガキの癖に相変わらず生意気だな」
「あんたこそ教師なのに、そんなクズだとは思ってなかったじゃんよ!!」
震えるほど拳に力を込める
「待て翔梧!」
二人の間に入るようにして止める
「何だよ錬也!!邪魔するな!!!!」
「佐々川に聞きたいことがある…」
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