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「分かった。結花と紫乃にも俺の全てを話す」
「良いのか?錬也」
「はは!翔梧が心配する事はないさ。どのみちこの二人には話さなくちゃいけなかっんだからな」
「そうか…なら後は何も口は出さないじゃん♪」
「ありがとな」
そして、結花と紫乃の方を向く
「ま、さっき結花が言った通り。俺は300年前にあったクーデターのリーダーであり原因でもある『ベルセルク』の子供だ」
淡々と話す
「本当なんだね?」
「ああ。実は俺も昨日の放送の後に初めて知ったばかりで驚いてるんだ」
「………何で知ったの…?」
「あの放送の直後に母さんから電話がかかってきてな、そこで秘密を聞いたんだよ。そしたら母さんも300年前のクーデター異能者の一員だったらしい」
「あのお母さんも!?」
幼馴染みの結花はどんな母かを知っていた為に余計に驚いた
「そうだ、しかも俺は安全の為にって事で封印されてたらしくて、合計すると317歳になるみたいだ」
「れ、錬也が317歳?」
頭が混乱してきたらしく、目が回っている結花
「と言っても本当に歳をとった訳じゃないからな」
「そ、それは解ってるんだけど~変な感覚だよ」
苦笑いをする結花
「確かにな…実は俺もだ♪」
結花に合わせる様に笑う
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