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カラン…
刀が床に落ちた音が響く
「手加減するから、せめてこれ位は耐えて欲しいのう!」
手のひらをこちらに向ける
すると突然、アテナの後ろの空中に次々と刀が現れる
「まさかお前も異能者なのか!?」
汗が滲み出てくる
「カッカッカ!なーに当たり前の事聞いるんじゃ?ベルセルクのガキ…異能者とか反乱分子を処理するのに異能を持ってない訳が無いじゃろうが!」
高笑いをする
「錬也、恐らくクロノスのメンバーは、それぞれ神話に出てくる神々の異能を持っている筈だ…」
「神の異能!?」
「そうだ。異能ランクの最上位に属しているのが神話の能力を扱える『神の顕現者』」
「そうなのか…でも何でそんな事を知ってるんだ?」
「異能について調べた事があるんだ。それに錬也、お前も北欧神話の神ベルセルクの異能が使えるんだからな」
「俺も『神の顕現者』なのか?」
「当たり前じゃんよ。全てはお前の父さんから始まってるんだからな…」
そう説明を終えると構え直す
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