アスペルガー

絵描く事が好きで入部した美術部は色々な活動を行った。

交通安全と祈願したダルマ作成(一年に違うキャラを展示)や、
愛鳥週間のポスター(鳥なら何でもOKだったので皇帝ペンギンを描いた)、
七宝焼…今思えば色々な事を体験させてくれたなぁ。

貴重な時間を体験出来た…(^ ^)v

外から来た者は持て囃され、飽きれば捨て去る。
学年が上がるに連れて周りとの関係がギクシャク始めた。

友達無しといえばわかり易いだろう。
私は孤独の中に居た。

そんな中で認めて貰いたいという願いと共にボランティアに参加した。
何もやらないでいたら本当にダメになってしまいそうで。

季節は廻り、受験シーズンに差し掛かる。
早い者は2学期の内に勝ち組に回って高見の見物をしていて、
私は3期に受験をやったから決まるのが遅かった。

3期は志願理由と作文的な物を書かされる。
こんなので合格できるなら簡単。
私はそう思っていた。予想通りというのもあって見事合格。

各地面々から来た者達の顔合わせはオリエンテーションにて行われた。

小規模の学校に来たためか人数は少なく、
部活も先生も少ない人数で指導される。

部活は合唱と文芸を掛け持ちに。
どちらも好きなら両方やらなきゃ損！
という考えもあって、楽しく過ごす事が出来た。

合唱は夏に決まって大会が存在した。
今までに参加賞しか貰った事はないが、一体感のおかげで参加する事自体には緊張はなくなった。
舞台に立つと緊張が増したけど。
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