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家を出ると暖かい日差しが俺を迎える。
…さて、花音を迎えに行きますか。
「ドーーンッ!!」
背後から大声と共に体に衝撃が加わる。
「おぅふっ!」
体から出た変な声と共に俺の体は前のめりにアスファルトに……
ドガッ!!
「い、いってぇ~!!」
アスファルトに顔から突っ込んだ。手が抑えられていたので、手が使えなかったから。
「だ、大丈夫!?」
俺の背中の上から聞こえる、心配そうな声はとても愛しい……
「おい、花音。何しやがる」
そう、俺のとても可愛らしい彼女、花音。
「エヘヘ、ちょっと冬真を驚かせようと思って…」
ちょっと照れながら言い訳をする彼女に俺は…
メリメリッ!
「と、冬真!?何してんの!?あ、頭が割れるゥゥ!!」
「何って、アイアンクローだけど?」
「あ、アイアンクローって!あ、だんだんと気持ちよく……って、なんで離すの!?」
変態発言を言い始めたので離す。
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