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血紅月がシルバータイガーの僅か横に向かって進んでいく
真っ正面に向かって撃ったつもりなんだけどな
やっぱり、まだまだ使えないな
シルバータイガーは少し、右にそれ、勢いを止めずに襲い掛かってくる
「血紅月!」
血紅月を撃ち、自分も突っ込む。
さっきよりスピードを落とした分、いくらかマシだ
シルバータイガーはそれを一度止まってから横に大きくステップして避けた。
「逃がさねぇよ!」
俺はシルバータイガーが避けた場所の手前まで走り、血喰いを薙ぎ払う
それをシルバータイガーは上にジャンプしてかわした。
上に跳んだら避けられねぇだろ!
終わりだ!!!
「らあっ!」
腕に部分強化を施し、胴体を切り落とした。
「はぁ……魔法使えば余裕だったけど
まぁ、これも修業ってことで」
俺は、シルバータイガーとゴブリンの魔力と血を吸い、転移でギルドに帰った
ギルドで報酬を受け取り、晩飯を食ったあとに寮に戻り、シャワーを浴びてから直ぐに寝た。
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