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「ところで、ミーシャさんとシルバートさん。僕たちのグループに入らない?」
おいおい。お前ミーシャの周りにいた奴らには、グループに誘っちゃいけないみたいなこと言ってたのに、自分は誘うのかい?
さすが、主人公様は自分勝手で我が儘だな。
まぁ、俺も我が儘で自分勝手だから言わないけど。
つーか、俺は誘わないのね?
前はこういう事があったら俺も誘われてたのにな。
あれか?
俺が居たら、ミーシャとティナに相手にされないからか?
簡単に言ったら嫉妬か?
別に、嫉妬するのなんて普通の事だから責めないけどさ、さすがに、これはあからさまに俺を邪魔者扱いだよな?
はぁー。
意外とユウって小さい人間だな。
さて、ティナとミーシャはなんて答えるかな?
「―――?」
俺がどう答えるか楽しみに待っていたら、ティナとミーシャは一度こちらに顔を向け、直ぐにユウの方に視線を戻した。
なんだ?
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