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「学園に行くのが面倒すぎる」
魔法がある世界、アルカディア
北の国にあるジェルト国のセルタイト学園に今向かっている
ちなみに一人で………
ぼっちは悲しい
あ、俺の名前はファイ=キルナートっていう
顔立ちはフツメン 髪は黒色で結構珍しい色で瞳の色も同じ
成績は普通、魔力量も平均でいわゆる、いても居なくても一緒という冴えないキャラだ。
…自分で言ってて悲しくなる
まぁそんな冴えない男で悩みなんてなんにもなさそうだか、ひとつだけ…俺には悩みがある。
それは……
「おーい、ファイ~」
後ろから聞いたことがある声がしたので首だけ後ろに向け、声の主を確認する。
確認するとやはり顔見知りだった。
「おはよう ファイ!」
「……おう」
素っ気なく返事をする。
今、話し掛けてきた男こそが俺の悩みの原因となっている元凶だ。
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