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「あー、ですから学園生活において大事なのは――」
今は始業式、校長の長ったらしい話を聞いている途中
「話、長すぎるんだよ。
そろそろ終わんねぇと、その残念な頭をキレイに掃除してやろうか?」
「フ、ファイ!?
それはダメだよっ、あれ以上失くなったら校長は立ち直れないよ!!」
俺のボソッと呟いた言葉が聞こえたのか隣のユウが必死に止めてきた
俺的にはあんなに中途半端にあるより、全部ない方がマシだと思うが……
「―――これで始業式を終わります。一年生から順に体育館から出てください」
俺達が話している内に始業式は終わったみたいだ。
というか、あのちょっとの会話で終わるんなら、もっと早く終われるだろうと切実に思う。
まぁ、もう意味ないけど……
――教室に行くか
俺は教室に向かって歩いて行った。
―――――――
―――――
―――
―
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