いきなり終業式!!!

4/7

10270人が本棚に入れています
本棚に追加
/300ページ
「ユウ君待って~」 「ちょっとユウ、待ちなさいよ!」 と、ユウの説明をしている途中に後ろから2人の少女がこちらに向かってきた 「もう、先に行かないでよユウ君」 と言ったのがユウと俺の幼なじみの、ニルナ=タストル 「ユウ!一緒に行こうって言ったでしょっ! べ、別に一緒に行きたい訳じゃないのよっ ユウが一緒に行きたそうだから一緒に行くだけよっ! 勘違いしないでよねっ」 と言ってユウにビシッと指差した。 指差した少女の名前はミル=メイト 性格はまぁ…ツンデレ 「ゴメンね、二人とも」 そういってユウは二人の頭を撫でた。 二人は嬉しそうに目を細る 顔も少し赤くなっている。 「ん、風邪かな?」 ユウは顔が赤くなった二人を見て自分の額と二人の額を合わせた。 「へ、平気だよっ///」 「べ、べべ別に風邪なんて引いてない!///」 「?…そう?だったらいいんだけど………」 まぁみんな分かったと思うがユウは鈍感だ わざとやってるんじゃないのかと思うぐらい鈍感で「付き合って」と告白されても「どこに?」と平気で返す。 ロッカーに入っているラブレターも間違って入れたと思い、隣のクッチェ君のロッカーにわざわざ入れる。 …クッチェ君もユウの手紙だとわかっているが、自分のもあるんじゃないかと必死に探しているのは、また別の話。
/300ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10270人が本棚に入れています
本棚に追加