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「ユウ君待って~」
「ちょっとユウ、待ちなさいよ!」
と、ユウの説明をしている途中に後ろから2人の少女がこちらに向かってきた
「もう、先に行かないでよユウ君」
と言ったのがユウと俺の幼なじみの、ニルナ=タストル
「ユウ!一緒に行こうって言ったでしょっ! べ、別に一緒に行きたい訳じゃないのよっ
ユウが一緒に行きたそうだから一緒に行くだけよっ!
勘違いしないでよねっ」
と言ってユウにビシッと指差した。
指差した少女の名前はミル=メイト
性格はまぁ…ツンデレ
「ゴメンね、二人とも」
そういってユウは二人の頭を撫でた。
二人は嬉しそうに目を細る
顔も少し赤くなっている。
「ん、風邪かな?」
ユウは顔が赤くなった二人を見て自分の額と二人の額を合わせた。
「へ、平気だよっ///」
「べ、べべ別に風邪なんて引いてない!///」
「?…そう?だったらいいんだけど………」
まぁみんな分かったと思うがユウは鈍感だ
わざとやってるんじゃないのかと思うぐらい鈍感で「付き合って」と告白されても「どこに?」と平気で返す。
ロッカーに入っているラブレターも間違って入れたと思い、隣のクッチェ君のロッカーにわざわざ入れる。
…クッチェ君もユウの手紙だとわかっているが、自分のもあるんじゃないかと必死に探しているのは、また別の話。
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