王立テスト学園

1/25
10267人が本棚に入れています
本棚に追加
/300ページ

王立テスト学園

今、俺達はジェルド王国、最大と言われる魔法学園―― 王立テスト学園に来ている。 ――あの模擬戦から一ヶ月経ったある日の帰りのHRで担任が「明日、テスト学園に見学に行くから。 …っあ、朝飯はできれば抜いてこい、じゃそれだけだ。」 と言ったのでテスト学園に来ている。 担任は詳しいことを何も言わなかったが、誰も不満を漏らすことはなかった。 ――クラス全員、担任の扱いに慣れたみたいだ… まぁ、そういうことでテスト学園に来ている。 テスト学園をしばらく見学した感想は一言…… すごい…… だ。なぜなら、全てにおいて内の学園を凌駕しているからだ。 敷地の大きさ、校舎のキレイさなどなど…… …何も勝てる気がしないorz ――そんなことを考えていると、修練場らしきところにきた。 修練場の大きさも内とは比べ物にならない。 同時に4ヶ所で闘っても、支障はでないだろう。 「それでは、これより在校生とセルタイト学園の生徒で模擬戦をしてもらいます」 ――今まで、案内役だった男性が喋り始めた。
/300ページ

最初のコメントを投稿しよう!