第一章

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イエス・キリストはこうやって生まれたんやで。 まずオカンのマリアはヨセフと婚約してたんやけど、二人がセッ××する前にマリアが妊娠してまいよんねん。 ほんでオトンのヨセフはマジメ君やし、嫁はんを世間の笑いもんにしたくなかったから、こっそり別れようとしとったんよ。 やけど、色々悩んでるうちに、ある日、夢に主の御使いが出てきて、こう言いよった。 「ダビデの子ヨセフよ、ビビったらアカンで、さっさとマリアと結婚しいや。腹の子は聖霊が種付けた子やさかい。ちなみに男の子やし、イエスって名前にしいや。みんなの罪をなんや色々と救う子やでな。」 これは全部、主が言うてたことを予言者が言うて回ったから起きたらしいで。 その内容は“見とき、処女が妊娠して男の子生みよるで。その子はインマヌエルって名前にしよるわ。” 神様は、僕らと一緒におりますよっていいたいらしいわ。 そこで、ヨセフが目を覚ましよった。 ほんで主の御使いさんの言う通りにして、オカンのマリアとくっついて、生まれてきた子にイエスって名付けたねん。 その間、セッ××無し。
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