第1章 ~弟の使命~

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道に迷った………………か、丸見えの嘘だな 星夜「ただのおじさん風情が、山で迷わないし、商人の人もある程度道に迷わない…………となると、そんなボロボロの服、盗賊以外に無いよ」 星夜の言った言葉に、盗賊たちは顔を真っ赤にした 盗賊2「おい餓鬼!!下手に出りゃいい気になりやがって!!てめぇら!!」 盗賊がそう叫ぶと、草むらから数十人の男が出てきた 星夜「みっとも無いな、子供の戯れ言に怒るなんて」 盗賊1「うるせぇ!?てめぇら、女の餓鬼は殺すなよ!!」 星夜「俺は兎も角、姉さんまで巻き込ません………張羅刹(ちょうらせつ)だ、あんたら………生きて帰れると思うなよ!!」
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