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「とりあえず誰か居ないかな?」
まずこの世界の人にいろいろ教えて貰わなきゃ。
知識も一応貰ってるがやっぱり現地の人に聞いておきたい
と、一歩踏み出した瞬間に
グルアァァァァァァ!
「今度こそ!ってちょっと遠いな…」
誰か襲われてるよね?
でも悲鳴は聞こえなかったよな…
「行ってみるか、何かあるかもしれん。」
ズドォォォォォン
ここから2kmほどの所で爆発が起きたようだ。
何故分かるかって?聞くな、仕様だ。
「急がねば!なんかヤバそうな予感…」
―――――――――――――――――――――
???side
私の名前はソフィア・ローレンス。
ギルド『ギルティストレージ』のギルド員だ。
今日はギルドの任務でこの森、イアールンウィズに来ている。
今回の任務は森の周囲の村を襲う魔物、イビルベアとローンウルフの討伐のはずだった。
何故過去形かというと…
「グルアァァァァァァ」
目の前に火竜 ブレイズドラゴンがいるからだ。
ちなみにイビルベアとローンウルフはランクCだが、ブレイズドラゴンのランクはSSなのだ。
私のランクはSだから到底敵わない
SランクとSSランクの差は歴然としている
大体Sランク中隊(この世界では27人)でSSと互角、若しくはそれ以下と言う絶望的な戦力差だ
しかし逃げるといっても下手に背中を見せれば一瞬で殺されてしまう…
今まで生きているのが奇跡だ
???「くっ、これはキツイ!」
必死に攻撃するが鱗が硬すぎて余りダメージを与えられない。
……竜の鱗は魔法を弾くと言われているがどうやら本当なのかもしれない
だがこちらはどんどん傷が増えていく
???「はぁ!【アイシクルフォース】!」
ヒュウゥ… ズドドドォォォォォン
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