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氷属性の上級魔法を使うもダメージは与えられるが倒すまでとはいかない。
???「……ッ!このままでは…」
必死に攻撃を回避するもさらに傷が増えていく一方だ。
不意に反応が遅れ、尻尾での攻撃が避けきれなかった
ドゴォ
ズザザザ
???「うぐっ…!しまった!」
咄嗟に受け身をとれたのでダメージは少ないが
衝撃で身動きが……
「グルゥアア!」
不味い!ブレスを放とうとしてる!
あんな物を食らっては…!
「ぐ、足が!」
…どうやら先ほどの攻撃で足が折れたようだ。
「っ!こんなところで…」
死んでしまうのか……?
圧倒的な絶望の前に諦めかけたその時、
「スカァァァイッ!アッパァァァァァァ!」
sideend
―――――――――――――――――――――
ヴァルスside
はい、視点が戻りましてこちらクロウ
只今時速60kmで疾走中です 。
これ以上スピードをあげると木にぶつかりそうになるからな
爆音の聞こえた地点まで後15秒。
なんとなくヤバめな空気なので全力ダッシュ!
「見つけた!ってまーたブレスかよ!」
はぁ…もっとインファイトしろよなー
森林破壊反対!
……え?さっき燃やしてたって?
燃やしたのは火竜だけで森は燃やしてませんw
ざーんねーんでしたー
「ブレス対策その一ぃ!先ずは口を塞ぐ!」
口を塞がれては出せまい!
口を塞ぐなら…
「スカァァァイッ!アッパァァァァァァ!」
ゴスッ
軽い音とは裏腹に勢いよく仰け反る火竜
見事に命中し火竜は口を閉じることとなった
そしてそのままブレスを吐いた
ゴブッ
ドォォォォン
「うおぁっ!爆発した!」
あぶねっ!
まさか爆発するとは…危険なっ!
しかも火竜の口から煙が…シュールだw
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