0人が本棚に入れています
本棚に追加
~ 数年前 ~
___燐華side
「いい加減、素直になったら?」
「何がっ?」
「陽斗君のこと。」
学校の帰り道、杏子(きょうこ)に言われた
陽斗とは、生まれた時からの付き合いで
陽斗のほうが、あたしより4つ年上
その陽斗が初恋相手なわけで…
「もうすぐ出発なんでしょ?」
「うん...」
「告白・・・とか」
「無理だよ。今の関係、壊したくない。」
「それで、後悔しない?」
「…うん。平気。」
最初のコメントを投稿しよう!