鬼の遺伝子

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修平の前にお茶を置きましたが、修平は手に取ろうとはしません。 「母さん…… 母さんにも理解できないことで苦しんでいるんだよ。 申し訳ないけど…… 」 膝を立てて立ち上がろうとする修平を、私は手で押し留めました。 「修平…… 姫無村の…… 来家の話を誰かから聞いたんだね? 」 すると、修平は驚いた顔でゆっくりと膝を元に戻しました。
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