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翌朝、京子は目覚めると台所にいる私の元へやって来ました。
「お祖母ちゃん、私どうやって寝たの? 」
「え?どう言うこと?
一人で良い子で寝たのでしょう? 」
京子は何も覚えていないように茫然とした顔をしています。
「ねぇ、お母さんは? 」
「お、お母さん?
さあね、何処かに出掛けたみたいだよ。
さあさ、幼稚園に遅れてしまうから急いで着替えて。
早くご飯を食べてしまいなさい」
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