着替えわずからのご飯なうからのお買い物うぃる。

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「旦那はん、おわりましたぇ。」 りゅうが待っているであろう店の方へ戻る。 キラ「ど?りゅう。」 リュウ「おおっ……!うん、すごい似合ってる。」 キラ「ありがと。」 「いやあ、旦那はん、綺麗な奥さんがおってええなぁ。」 キラ「え。」 リュウ「いっ、いやっ俺たちはそういうんじゃ……」 「あら、そうなん?私はてっきり……」 リュウ「ただの友達ですから!」 「そら失礼しました。」 キラ「これ、おいくらですかー?」 女将さんに聞く。 リュウ「ああ、いいよ、もう払った。」 キラ「へ?」 リュウ「それは俺の奢り。」 キラ「うそっ!」 リュウ「ほんと。仕事で命かけてるぶん、それなりに稼いでるからね。」 でも着物って高いんじゃ…… リュウ「昼ご飯のお礼と、歓迎品ってことで。」 キラ「そ…?じゃあ、遠慮なく。 ありがと、りゅう。」 リュウ「うん。」 キラ「でも、奥さんってやつ、あそこまで否定しなくてもよかったのに。 まぁ、私とりゅうは友達だけどさ。」 リュウ「なっなっなに言ってんの、雲英!」 りゅうの頬が赤い。 キラ「もしかしなくても、りゅうって純情?」 リュウ「うるさい。」 キラ「顔赤いよー?」 リュウ「俺は、純情なんじゃなくて誠実なの!」 キラ「はいはい、じゃあそういうことにしとく。」 .
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