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カチャカチャと、食器を洗う音。
夕餉も終わり、いまは片付けをしているが…私の頭の中は、さっきの夢のことでいっぱいだ。
彼の声が、頭の中をぐるぐるとしている。
あーあ。まだひきずってるのか、私は。
全ての食器を洗い終えた。
リュウ「雲英。」
キラ「ん?」
リュウ「お風呂、入っちゃったら?俺が見張っといてあげるから。」
キラ「あ、うん。というか、なんで見張り?」
リュウ「覗き防止。」
キラ「えー、大丈夫だよ、そんなのいないって。」
樫山「いや、見張り、しといてもらったほうがいいよー。」
藤原「ここ、男所帯だからな。」
…ゆうちゃんもお兄さんもそう言うなら、見張ってもらおうかな。
キラ「ごめんね、りゅう、じゃあお願いします。」
リュウ「うん。行こ。」
その後、りゅうに見張ってもらいながらお風呂をすませた。
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