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キラ「…離してくださいよー……」
………………。やはりシカト。
キラ「……も…限界……」
斎藤「力を抜け。副長に体重をかけても問題はないだろう。」
キラ「あ、さいとーさん……いや、それはちょっと…私重いんで。申し訳ないんで。」
ツラさのせいで、いつもよりも語尾が1オクターブくらいあがっている気がする。
斎藤「気にするな。」
キラ「いや、でも……」
斎藤「…はぁ……」
あ、溜め息。
なんかこれもこれで申し訳ない……
グイッ
キラ「ぅえっ……」
急に楽になる足。
斎藤さんが、ひっぱって私の体を起こしてくれた。
土方「ん………」
土方さんも、いまので起きたみたいだ。
キラ「ありがとうございます、斎藤さん。」
斎藤「ああ。」
うっすらと、土方さんの目があく。
土方「…ぁ…なんだ、ガキ。」
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