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え………
キラ「あの…顔にでてました…?」
うまく隠せていたつもりだったんだけど。
原田「いや、そういうわけじゃねぇよ。
ただ、少し雰囲気がかたかったから。」
うわぁ、原田さんすごいなぁ……。
昨日知り合ったばかりなのに、そんな事までわかるのか……。
藤堂「雲英、なんかあったのか?」
反対隣に座る平助。
早朝巡察のためか、ガツガツとご飯を食べている。
キラ「グチになっちゃうんだけど──…」
私は納豆を少し平助の器にうつしながら話す。
藤堂「お、ありがとー。」
キラ「今朝、土方さんを起こしに行ったんですよ。斎藤さんと一緒に。」
藤堂「あー、土方さん朝苦手だからなぁ。
夜は仕事で遅くまで起きてるし。」
原田「いつもは少し遅めに一人で朝飯食ってるんだが、今日はお前の紹介もあったからな。」
あ、そうだったんだ。
ちょっと申し訳ない。
……でも。やっぱりアレはむかつく。
キラ「それでですね。
なかなか起きないから、いろいろ頑張ったんです。
最終的には斎藤さんのおかげ(?)で起きたんですけど、第一声が……」
"なんだ、ガキ。"
キラ「ガキって…ガキって……!」
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