9人が本棚に入れています
本棚に追加
「ん……ちょっと俺行くね!」
芳川はスマホを見るとすぐに席を立つ
「なんか面白そうな事でも見つけたか?」
「どうやら生徒会長があの謎の美少女、満時 月と話してるみたいでさ」
「なんですとー私達の満時様がー!」
「木下氏我々も向かいましょう!」
「待て待て、お前らは待っとけよ?俺の仕事だからよー」
木下と川岸を制した芳川は駆け足で教室を飛び出していく
木下と川岸はマイナス思考全開で、「付き合っていたら…我々は…」と机を叩いていた
おいおい……俺の机…
「じゃあ、聞いてみるか?」
木下と川岸の手が止まり、機械のように顔がこちらを向く
「神宮氏は満時様とご友人で………?」
「まぁ…そんな感じ…?」
少しの沈黙があり、木下が迫ってくる
「な、な、なぜそれを私達に言わないのですかー!」
続いて川岸が
「わ、我々は仲間じゃないですかー!!」
「わ、わかったから落ち着け!」
最初のコメントを投稿しよう!