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遅刻に関しては多少の道場の掃除で許され
疲れた体に素直に従い寝る時の事だった。
「白黒ーーー!!」
急に呼ばれた俺は部屋から出ると、わざわざ反対側のマスターの部屋まで行った
「なんですか?こんな時間に、近所迷惑ですよ」
扉をノックして、「入れ」と声がするのを確認して部屋に入る
「明日学校行け!」
「はいはーい…………え?」
実際今の日本で学校に行ってるのは運良く親と離れなかった子供か
一斉テストで高得点を出したか、適正がずば抜けている人くらいだ
俺はマスターに仕える身として指示された場所に潜入してはコンタクト悪用を取り締まっていたため
学校なんて考えてもなかった。
「もちろん仕事でな」
心を見透かされたのかすぐにつけたした
「はぁ、そういう事だと思いましたよ」
ため息まじりに応えて部屋を出ようとする
「なにやら最近コンタクト悪用の気配がするからな」
「とりあえず明日の朝聞きますよ、眠いんで…」
部屋に戻るとすぐ深い眠りについた
いつも通りの潜入捜査
すぐに終わるものだと思っていた
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